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色丹島・穴澗 歴史家サマリン氏が「文化遺産の保存」について講演

クリル諸島(※北方四島)地域歴史プロジェクトの一環として、歴史家、考古学者、民族学者のイーゴリ・アナトリエヴィッチ・サマリン氏が色丹島を訪れ、クラボザボツコエ(穴澗)の図書館で「文化遺産の保存」をテーマに講演した。サマリン氏は色丹島の歴史、クリル諸島オホーツク文化、北クリルのアイヌの生活と宗教、軍事史、シュパンベルグ灯台(色丹灯台)建設の歴史について語る中で、島の湾の名前、豊富な遺跡、多様性で際立つ島の考古学に関する興味深い事実を紹介した。また、自身の写真集「軍事的栄光の島々」を図書館に寄贈した。この写真集は、クリル(千島列島)上陸作戦や南サハリン攻勢作戦の戦跡の現在の様子が収録されている。(kurilnews.ru 2024/9/24)