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ロシア漁業庁が日本側に「シャチ救出の支援提供を提案」 

ロシア連邦漁業庁(Rosrybolovstvo)は日本の農水省に、羅臼沖で流氷に閉じ込められたシャチの救出に支援を提供する用意があるという提案を送った。ウェブサイトで報じられた。メッセージには「北海道羅臼沖で困難な状況が発生しているという日本メディアの報道に関連し、連邦水産庁は、レッドブックに記載されている哺乳類の救出のため可能な限り短期間で支援を提供する用意がある」と書かれている。また、タス通信によると、ユジノサハリンスクのロシア外務省代表部は「ロシアの地域関連部門や環境団体と連絡を取り合っているほか、在ユジノサハリンスク日本総領事館とも連絡をとっている」と語ったが、日本側はまだ支援を要請していない。「私たち自身も動物たちの運命を心配しているが、彼らは日本の領土からわずか1kmの領海内に位置しているため、日本の了解なしにはここでの仕事は不可能だ」と同代表部の事務所長は話している。日本の報道によると、シャチは自力で脱出できた可能性があるという。羅臼町の担当者がタス通信に語ったところによると、「この海域での調査でシャチは見つからず、流氷は弱まって分断された。シャチは無事に脱出できた可能性が高い」という。(astv.ru 2024/2/7)