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択捉島・別飛 散布山を望むドーム型グランピング施設7棟完成 露天風呂付浴場も整備へ

択捉島にドーム型のグランピング施設7棟が完成し、最初の観光客を受け入れる準備が整った。国家プロジェクト「観光・ホスピタリティ産業」の枠組みで、オホーツク海側のレイドヴォ村(別飛)に建設された。ドーム型施設は2人用に設計されており、窓からはオホーツク海とボグダン・フメリニツキー火山(散布山)の美しい景色が見えるように設置されている。各棟には専用のバスルーム、トイレがあり、床暖房、エアコンなども整備され、一年中観光客を受け入れることができる。今後、さらに 3 つのドームと露天風呂付きの浴場が建設される予定だ。サハリン州政府のラザレフ観光大臣は「クリル諸島(この場合、北方四島)は、ロシア本土や海外からの観光客にとって非常に興味深い場所。しかし、ホテルの部屋が不足しているため、観光客の流れを増やすことが困難になっている。2022年、サハリン州は初めて、プーチン大統領が始めた国家プロジェクト「観光・ホスピタリティ産業」の枠組みの中で無償支援を受けた。割り当てられた資金は、レイドヴォ村の宿泊施設を含む9つのプロジェクトに向けられた。グランピング形式なら宿泊施設不足の問題もすぐに解決できる。軽い素材で作られた建物は非常に短期間で建てられ、快適でモダンな休暇を提供する」と述べた。(サハリン・メディア2023/6/29)