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択捉島の温泉リゾート「グリーン・レイク」株売却検討 サハリン州政府

サハリン州政府の財産土地関係省は択捉島の「グリーン・レイク」リゾートの株式売却を検討している。「グリーン・レイク」は択捉島レイドヴォ(別飛)近くに、温泉療法を目玉に観光客を呼び込むリゾートを造る構想として2013年にスタート。132人収容のホテル建設や道路、温泉パイプラインなどのインフラ整備に総額24億ルーブルの投資が見込まれていた。運営主体は「緑の宮殿」で、サハリン州政府はこれまでに同社の株式の49%を7,600万ルーブルで購入するなど支援してきたが、その後計画はまったく進展してない。昨年、近隣では「グリーン・レイク」リゾートとは別の温泉施設が完成したことをはじめ、択捉島の観光開発への関心の高まりと投資プロジェクトへの注目から、買い手が現れる可能性があるという。(サハリン・インフォ2020/12/9)

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