北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2020-12-09から1日間の記事一覧

極東海域でのイワシ漁獲量31万トン突破 ロシア漁獲昨年比2.4倍

北洋開発協会(北海道機船連内)によると、ロシア漁業者による極東海域でのイワシ漁の漁獲量は、11月29日現在で前年同期比2.4倍の31万380トンと30万トンを超えた。(水産経済新聞2020/12/8) ロシア200カイリ内での操業はほぼ終了したとされ、シーズンの大勢は決…

択捉島の温泉リゾート「グリーン・レイク」株売却検討 サハリン州政府

サハリン州政府の財産土地関係省は択捉島の「グリーン・レイク」リゾートの株式売却を検討している。「グリーン・レイク」は択捉島レイドヴォ(別飛)近くに、温泉療法を目玉に観光客を呼び込むリゾートを造る構想として2013年にスタート。132人収容のホテル建…

千島スルメイカ2割減 1万4,000トン ロシア側漁獲、前年に届かず

北海道機船連によると、ロシア漁業者による今期の南クリル(千島)海域でのスルメイカ漁獲は(トロール)は、前年比20%減の約1万4,000トンにとどまった。(水産経済新聞2020/12/9) ロシアでは近年、日本、中国など近隣国でのスルメイカ需要の増加を踏まえ、スルメ…

国後島の医療従事者へのCOV-19ワクチン投与が12月9日開始

サハリン州で新型コロナウイルスのワクチン「スプートニクV」の接種が始まっているが、国後島にも12月7日に数十人分のワクチンがユジノクリリスク(古釜布)の南クリル地区中央病院に到着した。タチアナ・ゾロドヴァ院長は12月9日から医療スタッフへの予防接種…

エトロフ・リゾート構想実現へ 州政府とVEBインフラ社が協定締結

サハリン州政府は択捉島におけるリゾート開発を進めるため国家開発公社(VEB.RF)の子会社であるVEBインフラ社と協定を締結した。択捉島ではバランスキー火山の温泉が湧き出る川などを核にして総客室数700室の3つ星から5つ星ホテルを建設し、13kmのトレイル、…