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択捉島・単冠湾「観光名所」の座礁船で略奪始まる 警備の男性が失踪

択捉島カサトカ湾(単冠湾)で2015年に座礁し、その後、なぜか「観光名所」になっていたタグボートコランダム」号が略奪の対象になり始めた。同船に住み着いて「警備」してきた男性セルゲイが失踪。人気SNSのテレグラムチャンネル「ワンミニッツドローン」は「守護者を失ったコランダム号で破壊と略奪が始まった」と紹介した。ユーザーは、所有会社は事故後に保険を受け取ったため、座礁したタグボートの警備をやめたと書き込んでいる。クリル地区行政府は「コランダム号はウラジオストクの民間会社の所有であり、市当局は一切責任を負わない。タグボートには危険な液体や部品は存在しないため、湾の環境に危険をもたらすことはない。警備していた男性の運命については何も分かっていない」と語った。Sakh.onlineは所有会社に問い合わせたが、同社は船を所有しているという情報を否定した。誰も必要としない「コランダム」号は砂の中に沈み、塩水と厳しい海風の影響で崩壊を続けている。(sakh online 2023/5/16)

https://youtu.be/yU-ZHh4b4qk