北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2023-02-17から1日間の記事一覧

石垣雅敏・根室市長(72) 墓参再開へ積極交渉を 返還運動の意義、国全体で再認識必要<シリーズ評論・ウクライナ侵攻1年>⑤

交流の積み重ね消えない 北方領土返還運動原点の地である根室地域の住民は、ロシアとの交流こそが北方領土問題を解決する道だと信じ、北方四島のロシア人住民と顔が見える関係をつくってきた。一方、ロシアはウクライナ侵攻後の日本の制裁などに反発し、日本…

日本人が建てたアニワ灯台の再建計画 サハリン観光大臣「内部にミニ博物館」

ロシアで最も最も人気があり、そして最も到達しにくい灯台の1つで、サハリン有数の観光スポットになっているアニワ灯台の再建プランの一端が明らかになった。1939年、日本人(灯台設計技手・三浦忍)が建てたアニワ灯台(中知床岬灯台)は老朽化が著しく、どのよ…

樺太時代の日本の遺物を探すトレジャハンター、かく語りき

サハリン・ホルムスク在住のアレクセイさんはトレジャーハンターになって5、6年になる。金属探知機やシャベルはもちろん、きっと何より重要な運を背負って、樺太時代の日本の遺物を探し回っている。トレジャーハンターの日常は地味だ。まずアーカイブや古い…

北クリル・アライド島の「黒いハリネズミ」

16日、テレグラムチャンネル「極東の漁師」に、北クリルの島で撮影された「黒いハリネズミが出来るまで」の動画が公開され、ユーザーを喜ばせている。撮影場所はアライド島(阿頼度島)の砂浜。「普通の砂とは色が違い、太陽の下で輝いている。金属が多く含ま…

トドが来るようになった国後島・大岬 クリル自然保護区が2015年からモニタリング

(誇り高きトドの休息(2月8日、エレナ・リニク撮影) 国後島の住民が2月8日、ユジノクリリスキー岬(大岬)沖で数頭のトドを確認したとの報告を受けて、クリル自然保護区のスタッフが現地に向かった。同保護区は2015年からトドのモニタリングを実施している。こ…

択捉島・単冠湾の洞窟に「氷筍(ひょうじゅん)の王国」

「氷筍(ひょうじゅん)の王国」--クリル諸島(※この場合、北方四島を含む千島列島)エトロフ島のカサトカ湾(単冠湾)にある洞窟で。クリルツアーが撮影した。『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、氷筍とは、洞窟に発生する逆さの氷柱。−3℃程度で発生し、上…