ロシア国防省は、緊急査察の一環として、太平洋艦隊がカムチャツカ地方とクリル諸島(千島列島)に沿岸ミサイルシステム「バル」と「バスティオン」を配備したと発表した。「これは、ロシア連邦軍の最高司令官ウラジーミル・プーチンの決定によって実行され、カムチャツカとクリル諸島には、北東部の軍隊の沿岸ミサイルシステム『バル』と『バスティオン』が配備されている」と説明した。配備された「バル」複合施設の部隊は、恒久的な展開ポイントから30km離れたエリアに移動した。「移動中、ミサイル部隊は敵の妨害工作および偵察グループによる艦隊への攻撃を撃退する演習を行った」と述べた。また、クリル諸島中部のマトゥア島と北部のパラムシル島に配備されている「バスティオン」沿岸ミサイルシステムは、警戒態勢で発射位置に移動した。(tvzvezda.ru/news/2023/4/19ほか)
ロシア国防省は、14日以降、太平洋艦隊の戦闘準備態勢の緊急査察が行われ、艦船と潜水艦は本拠地から日本海、オホーツク海、ベーリング海への移動を開始したと発表し、映像を公開した。合計で 25,000 人以上の軍人、12 隻の潜水艦を含む 167 隻の艦船、89 機の航空機とヘリコプターが参加している。(militarynews.ru2023/4/19)
https://tvzvezda.ru/news/2023419534-s0q25.html
ロシア国防省の映像
