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サハリン税関 100年以上前の1ドル硬貨は文化財 持出そうとした米国市民から没収、博物館へ寄贈

サハリン税関は、ユジノサハリンスク空港で米国市民が持出そうとした額面1ドルの硬貨34枚を「貴重な文化財」として押収し、サハリン州郷土博物館に寄贈した。2021 年末、ユジノサハリンスク空港で、東京に向かおうとした米国市民から 34 枚の1ドル硬貨が見つかった。検査の結果、1879 年から 1900 年にフィラデルフィアニューオーリンズ、サンフランシスコで鋳造されたことが分かった。コインは 100 年以上前に造られたもので、文化的価値があるため申告の対象となった。文化財は、その出所に関係なく、ロシア文化省の許可を得た場合にのみ、持ち出すことができる。ロシア市場では、コインの価値は約12万4,000ルーブルと推定されている。裁判所の命令により、コインは没収され、ロシア文化省は同博物館に寄贈することを決定した。税関によると、以前、日本の古銭が同博物館に引き渡されたことがあるという。(citysakh.ru 2023/4/13)