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択捉島・紗那 郷土博物館でポップアーティストの作品展開催

サハリンのチェホフセンターで舞台美術を担当するプロップアーティスト、ビクトリア・ヴェドマコワさんの作品展が択捉島リリスク(紗那)のクリル郷土博物館で開かれている。郷土博物館が作品展の開催を要請し実現した。ヴェドマコワさんはサハリン出身で、6歳から子供芸術学校で絵を描き始め、サハリン芸術大学でデザイナーの学位を取得。2014年からチェホフセンターで働いている。作品の多くは海をテーマにしたもので、アクリル画、金箔、エポキシ樹脂、ガラス、サハリンの海岸で集められた貝殻、石、砂を使用して制作。ヴェドマコワさんは「初めて択捉島に来た。ここに来ることをずっと夢見ていて、自分の個展がここで開かれるとは想像もしていなかった。択捉島のために特別に制作した島の自然、海にまつわる作品を持ってきた」と話している。作品展は8月まで。(サハリン・インフォ2022/5/4)