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国後島・古釜布 魚粉・魚油工場に最新のタイ製の設備機器を設置

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/9/13

国後島ユジノクリリスク(古釜布)湾で、南クリル・ルイバコンビナートが建設中の魚粉・魚油工場にタイから輸入された近代的な設備機器が設置された。同社は年間4万トンの魚介類を処理しているが、製造過程から出る魚の頭、骨、内臓などの残滓から魚粉と魚油を製造する。年間8,000トンを見込み、そのうち5,000トンは魚粉で、原料となる魚の廃棄物を島内の他の企業からも収集し活用する。同社のコロブコフ社長は「魚の養殖や家畜用の飼料生産のために魚粉、魚油の需要は年々拡大している」と話す。このプロジェクトはサハリン開発公社の融資を受けており、数十人の新規雇用が見込まれている。

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