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サハリン州が海外からの機材購入許可求める サハリン--色丹島、択捉島--シムシル島、マトゥア島路線などで使用 

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/9/4

サハリン州政府はロシア運輸省に対して、サハリン—色丹島などでの路線で使用する飛行機の海外からの購入許可を求めた。サハリンの地域航空会社オーロラ航空は2023年までに、サハリン—色丹島路線など23路線の開設を目指している。機材はDHC-6航空機を想定している。この中には択捉島とシムシル島、マトゥア島を結ぶ観光路線も含まれている。サハリン地域に最適な航空機はDHC-6ツインオッター400とされる。州政府はオーロラ航空が外国からこの機材を購入する許可を得るために、運輸省に支援を求めてきたが、運輸省は「慎重に研究する必要がある」との立場だ。今年1月から7月までのオーロラ航空の利用者は555,000人に達し、前年同期よりも41%増加している。フライトが増加しているにもかかわらず、夏の航空券は依然として不足している。州政府は運賃を補助するため、地域予算から7億6500万ルーブルを支出。このため連邦予算からの支援を要請しているが、運輸省は「検討はしているが、これまでのところ、この問題に関する方針を策定することはできない」としている。

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