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日本人は飛行機の窓から南クリル諸島を見た

2017年、安倍前首相はロシア政府の支援を受けて、南クリル諸島の元居住者である日本人高齢者とその子孫のために国後島択捉島へのフライトを企画した。この航空機墓参はオーロラ航空を使って2年続いた。安倍前首相が両国関係の突破口として提示したこのフライトは、1990年代にすでに実行されていた。ルートは同じで、サハリンの航空会社を使った。そして今回、日本の首相は南クリル諸島上空をフライトした。新型コロナの感染拡大のためだ。当然、ロシア政府の許可を受けた飛行だ。(※上空慰霊は国ではなく北海道の事業で、飛行ルートからロシア側の許可を得る必要はない)北海道新聞によると、10月21日12時40分(※サハリン時間、日本より2時間早い)、30人の日本人が搭乗して中標津空港からロシアと日本の国境に沿って約1時間飛行した。鈴木北海道知事が率いる代表団は、島の墓地に埋葬されている日本人のほか有名な国会議員らが含まれていた。日本人と南クリル諸島(国後島色丹島択捉島)の住民によるビザなし旅行プログラムは1992年に始まった。過去27年間で11,000人以上のロシア人と25,000人以上の日本人が参加した。(※原文のまま)来年3月には、ビザなし旅行の継続に関する協議をユジノサハリンスクまたは札幌で開催する必要がある。(サハリン・インフォ2020/10/21)

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