北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-08-17から1日間の記事一覧

サハリン--択捉島線に追加フライト 8月19日と22日

8月19日と22日にサハリン--択捉島路線で追加フライトが運航される。運航会社はオーロラ航空で、チケットは片道5,950ルーブル。19日はユジノサハリンスクを19時05分に出発、折り返しの択捉島出発は21時。22日はそれぞれ20時30分と22時25分出発となっている。(…

サハリン選出のカルロフ下院議員が択捉島を視察

サハリン州選出のゲオルギー・カルロフ下院議員が択捉島を視察した。最初の訪問先となったのはクリリスク(紗那)のクリル地区中央病院。28人の医師と56人の看護スタッフがおり、病床は50床で、検査室にはX線、超音波装置、マンモグラフィなどを装備している。…

クリル諸島で実弾射撃訓練始まる ロシア軍東部軍管区

ロシア軍東部軍管区はサハリンとクリル諸島(※軍が駐屯するのは国後島、択捉島)の演習場で砲兵部隊の射撃訓練を開始した。訓練には兵士1約000人と軍事装備200以上が参加。様々な気象条件と起伏が多い地域での実弾射撃で、スキルを向上させる訓練に取り組んだ…

陸揚庫が今に伝えること

釧路新聞コラム諸感雑感(2021/8/17) 終戦直後まで、根室と国後島をつないでいた海底電信線の根室側中継施設である陸揚庫(りくあげこ)が、北方領土関連施設としては初めて国の登録有形文化財に登録される。文献資料が何一つ見つかっておらず、建築年さえ特定…

択捉島で1カ月以上もガソリン供給途絶える

択捉島でガソリン不足が深刻化している。クリル燃料会社は「現在、ガソリンはない。サプライヤーは正確な情報を教えてくれない。彼らの供給体制に問題がある。もう1カ月以上燃料の供給が途絶えている」と語った。ロコトフ市長によると「ガソリンの在庫は路線…

今後5年間、北方四島の開発ペースを上げる--トルトネフ副首相

「ロシア政府は今後5年間で、自由関税ゾーンの創設を含め、クリル諸島(※この場合、北方四島を含む千島列島)での開発ペースを上げるだろう」--ユーリ・トルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表がウラジオストクのトレビインタビューで語った。「ミシュ…

千島遠征隊派遣 2019年に発見した「ゼロ戦」収容も 国防省と地理学会

ロシア国防省とロシア地理学会が組織する「東の要塞--クリル諸島」遠征隊が千島列島中部のウルップ島とチリポイ島(知理保以島)を調査する。この中で、2019年の遠征で発見した日本軍の零式戦闘機や巨大なマッコウクジラの骨をモスクワ国立大学の博物館へ収容…

ビザなし渡航は今年も実施できなくなった

日本の北海道新聞によると、日本政府は新型コロナの感染拡大の影響から、9月に日本と南クリルの島々(北方四島)におけるビザなし渡航を実施しないことを決定した。択捉島、国後島、色丹島に住むロシア人と日本人のビザなし交流は1992年から、新型コロナ感染拡…