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サハリン選出のカルロフ下院議員が択捉島を視察

 

サハリン州選出のゲオルギー・カルロフ下院議員が択捉島を視察した。最初の訪問先となったのはクリリスク(紗那)のクリル地区中央病院。28人の医師と56人の看護スタッフがおり、病床は50床で、検査室にはX線、超音波装置、マンモグラフィなどを装備している。続いてクリリスク中等学校を訪問。1998年建築の現校舎は老朽化したことから、新校舎が建設中で2023年に完成する。択捉島では子供の数が増えており、次年度に就学を控えた子供の数が昨年の743人から798人に増えている。レイドヴォ(別飛)では132人が通う中等学校が今年11月にも完成する。この後、美食の祭典「オヒョウの日--エトロフの味覚」にも参加した。「クリルは私たちの土地であり、私たちは開発している。明日、島々がどのように発展するのか明確に理解している。5年前は解決が困難だったことが解決されている。クリル開発にかかる資金調達の問題について、国と州のバランスの取れた関係が求められており、私たちはこの問題を解決する」と話した。(astv.ru 2021/8/15)

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2023年開校予定のクリリスク中等学校

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