北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-09-01から1日間の記事一覧

「亡命のため国後島から泳いできた」ロシア人男性が難民申請

北海道で8月19日に警察に保護され「亡命のため国後島から泳いできた」と話したロシア人男性V・ノカルド氏が、日本で難民認定を申請したことが1日、政府関係者への取材で分かった。(共同通信2021/9/1) 男性が当初求めた「一時庇護(ひご)」を出入国在留管理…

2007年のロシア人漁師、納沙布岬上陸事件 「ちょっとビール買いに」 旅券不携帯で逮捕、不起訴処分で退去強制 2010年にロシアで有罪判決

ウニ漁ロシア人「ビール買いたい」ゴムボートで上陸 入管難民法違反で逮捕 納沙布岬 (北海道新聞2007/4/8日) 根室署は7日、北方領土の水晶島沖でウニ漁中にビールを買うため根室市納沙布岬に上陸したロシア人漁船員を、入管難民法違反(旅券不携帯)の現行犯…

ロシアの人気ブロガーが色丹島での休暇をブログで紹介

13万人のフォロワーを持つロシアの人気ブロガー、セリョーザ・ザムカドヌイ氏が色丹島でのバケーションをブログにアップして話題になっている。地元住民の優しさともてなしに感謝しながら、クライ・スベタ岬(世界の終わり岬=エイタンノット崎)を「決して忘れ…

択捉島の新入学児童右肩上がりで111人に「島の人口の6人に1人が児童生徒。エトロフには良い未来が開けている」

国民の祝日であり、新学年が始まる「知識の日」の9月1日、択捉島では111人という記録的な数の新入学児童が入学式に臨んだ。2018年81人、2019年92人、2020年100人と右肩上がりに増えてきた。最も多くの新入学児童を迎えたのはクリリスク(紗那)のクリル中等学…

豊かな記憶 輝きの中に 浜辺を再訪し実感「これは多楽の石なんだ」 故郷・北方領土それぞれの思い③

歯舞群島多楽島出身の荢毛弘美さん(84)=根室市=にはビザなし渡航で故郷から持ち帰った宝物がある。島の浜辺で拾った乳白色や透明、薄黄色などの美しい石。大きさも硬貨ほどのものからこぶし大までさまざまだ。通称「多楽石」。「手に取ると、島のことを思い…

カムチャツカ--パラムシル島間でも運航 13億ルーブルのフェリー竣工

カムチャツカ地方と北クリルのパラムシル島を結ぶ航路などに就航するフェリー「アナトリー・チェルニーフ」が進水した。カムチャツカ地方政府が13億ルーブルで建造。2022年までにペトロパブロフスク・カムチャツキーとベーリング島、サハリン州に属するパラ…

色丹島の景勝地トイロ近くの砂浜に死んだマッコウクジラ

色丹島のベジミャナヤ湾(太平洋側のトイロ付近)に死んだクジラが打ち上げられた。先週、クリル諸島では1日に2頭のクジラの死骸が発見された。色丹島で見つかった1頭はマッコウクジラとみられ、体には血痕や擦り傷があった。クジラは沖で息絶えて海岸に打ち上…

国後島・古釜布 交通違反を自動で取り締まる監視システムを導入

自動車の交通違反をリアルタイムで記録する監視システムが国後島ユジノクリリスク(古釜布)に設置される。サハリン州政府機関の地域デジタルトランスフォーメーションセンターが購入する。予定価格は430万ルーブルで、今年12月初めまでに市内のサハリンスカヤ…