択捉島を管轄するクリル地方裁判所は、少女に咬みついた犬の飼い主に対して、賠償金1万ルーブルの支払いを命じる判決を言い渡した。未成年の少女に代わって地方検察官が訴訟を提起した。同地裁は、飼い主が市民の安全を確保するために十分な措置を講じなかったとした上で、犬に噛まれたこと自体は少女の健康に深刻な害を及ぼさなかったが、肉体的な痛みと恐怖を含む精神的苦痛を引き起こしたと認めた。犬の飼い主は判決に完全に同意し、責任を放棄するものではないと強調し、全額支払うことを約束した。また、咬みついた犬が狂犬病の予防接種を受けていたことも明らかにした。(sakh.online 2024/3/30ほか)
