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カムチャツカ—北千島航路に新貨客船が就航 毎週1便、所用時間19時間

カムチャツカ地方のペトロパブロフスク・カムチャツキーと北千島パラムシル島セベロクリリスク間に3月1日、新しい貨客船「アナトリー・チェルネーエフ」が運航を開始した。この船はコマンダー諸島、北クリル、ペトロパブロフスク・カムチャツキー間の定期的な輸送を確保するために特別に建造された。ペトロパブロフスク・カムチャツキーからセベロクリリスク行きの便は毎週火曜日に運航。逆方向は水曜日に出航となる。所用時間は片道19時間。「アナトリー・チェルネエフ」は最大1,300トンの貨物、27 個の 20フィートコンテナを積載し、最大36人の乗客を輸送する。乗員は18人。船内にはシャワー付きのバスルームなどを備えたさまざまなタイプのキャビンをはじめダイニングルーム、リラクゼーションルーム、ジム、プール、サウナ、プロムナードデッキもある。料金はサハリン州政府が補助するため低く抑えられる予定。(sakh.online 2024/3/1)