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択捉島を管轄するクリ地区の市長候補公募、2回目も申請ゼロ 

またしても、択捉島を管轄するクリル地区を率いてくれる人は現れなかった。26日、市長候補を選定する委員会は、応募者がいなかったことから、30日以内に3回目となる候補者受付日程を設定することになる。当初、受付締め切りは2月2日だったが、申請書を提出する人がいなかったことから、26日まで受付期間を延長していた。地元紙「クラスヌイ・マヤーク(赤い灯台)」によると、地区議会とサハリン州政府の委員で構成する選考委員会は、この状況について知事に報告した。規定によれば、議員は30日以内に、空席となっている自治体首長ポストの候補者を選出するための3回目となる選考日程を設定することになっている。同紙は「次回はおそらく結果が変わるだろう」としている。「citysakh.ru」が報じたように、前市長が辞任した後、クリル地区の財政は4億ルーブルの赤字となっていることが分かった。さらに、同島最大の企業「ギドロストロイ」社が請け負い契約の未払金1億2,600万ルーブルの支払いを求めて行政府を訴えた。(citysakh.ru 2024/2/26)

※写真は「赤い灯台」テレグラムより。撮影者セはルゲイ・エルマコフさん