北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

タンカー「サハリン島」がオホーツク海の流氷に閉じ込められる

ロシア船籍のタンカー「オストロフ・サハリン(サハリン島)」が北海道から約24kmのオホーツク海で流氷に閉じ込められた。日本の共同通信が報じた。通報を受けた日本の海上保安庁はタンカーを救助するため砕氷船を派遣した。しかし、夜になるまでタンカーを解放することはできなかった。共同通信によると、船の引き揚げ作業は1月30日も継続されるという。タンカーはカムチャツカ地方からナホトカに向かって航行していた。乗組員19人の情報はまだ入っていない。(sakh.online 2024/1/30)

(HTBニュースより)

流氷で航行できず救助要請 オホーツク海でロシアタンカー

(共同通信2024/1/29)

 29日午前3時40分ごろ、北海道枝幸町の東約24キロのオホーツク海で、ロシア船籍のタンカーから第1管区海上保安本部(小樽)に「流氷により航行できない」と通報があった。羅臼海上保安署の砕氷型巡視船「てしお」が救助に向かったが、途中で日没となり活動を一時休止した。乗組員や船体に異常はないといい、30日に活動を再開する。

 稚内海上保安部によると、タンカーは「オストロフ サハリン」(1万1423トン、19人乗り組み)で、カムチャツカ半島からナホトカに向かっていた。