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択捉島住民は小包が届くのを辛抱強く待つしかない

「追跡サービスによれば、荷物はすでに択捉島に入っているはずなのに、まだサハリンで仕分けされている」--テレグラムチャンネル「クリル」の公開チャットで択捉島住民が小包の配達や発送の遅れについて不満を表している。チャット参加者の多くは最も早く配達される「第 1 種」サービスを利用しているが、「必要以上に時間がかかっています。配達にはお金を払っていますが、すべてが時間通りに来てほしいと思っています」。物流上の問題は配達だけでなく発送時にも発生している。「12月28日に第1種で荷物を本土に送り、12月30日にサハリンに到着した後、仕分けに1週間かかり、今日になって初めてユジノサハリンスクを出発しました。こんなの初めて」。島民によると、小包がモスクワの仕分けポイントを通過するのに時間がかかり、「第1種」の配達に1カ月かかる。また、フェリー運行の中断は貨物の配達時間に影響を与え、場合によっては2か月に達することもある。ロシア郵便の職員は、荷物の受け取りにパスポート制度を導入したことで期限を守れなかったと理由を説明するが、島の住民は、小包が届くのを辛抱強く待つしかない。(citysakh.ru2024/1/6)