日本や韓国、台湾、フィリピンに生息するシリアカヒヨドリ(red-eared bulbul)が国後島で20年ぶりに観察された。10月から12月にかけて、ユジノクリリスク(古釜布)中心部での2件を含む9件のヒヨドリの目撃情報が記録された。国後島ではシリアカヒヨドリがほぼ２０年間隔で観察されている。最後に目撃されたのは2003年。その前は1982 年に 1 件の目撃情報があった。さらにさかのぼって1963 年には、雄の鳴き声が確認されていた。国後島で越冬する理由は明らかではない。おそらく気候変動や食料の入手可能性に関係していると考えられる。(astv.ru 2023/12/28)
(写真はクリル自然保護区のウエブサイトより)
