択捉島を管轄するクリル地方裁判所は、移民法違反でキルギス共和国出身の男性をロシアから追放した。男性は雇用契約終了後、15日以内に出国するか、移住登録して正式に仕事を探す必要があった。連邦法「ロシア連邦における外国人の法的地位について」のいくつかの条項に違反した。この違反は「刑事」犯罪には当たらなかったが、追放処分とともに2,000ルーブルから5,000ルーブルの罰金が課せられた。裁判所は「特定された違反が重大であったため、ロシアからの行政追放という形で強制的な追加罰金を課した」とコメントした。また、偽造した入国カードを使用して労働のための許可を取得しようとしたウズベキスタン出身の男性に対して、同地裁は罰金を課した。択捉島の内務省当局が提出された申請書類を審査する中で、入国カードが偽物と判明した。男性は罪を認めており、犯罪歴がなかったことなどを考慮し、罰金を課すにとどめた。(「赤い灯台」テレグラム2023/11/21)
