ロシア政府のデジタル開発省は、大手通信会社ロステレコムと共同で、海底ケーブルの損傷により通信が遮断されている国後島と色丹島向けに衛星通信チャンネルを開設した。両島では7日からほぼ 1 週間にわたり、携帯通信とインターネットが機能せず、商店では現金での支払いのみとなった。ズベルバンクも機能を停止したため、住民は現金を引き出すこともできなかった。テレグラム・チャンネル「南クリルの観光」によると、「島の生活はタクシー、美容院、食品配達、チケット販売（飛行機や船を含む）など、サービス部門全体がメッセンジャーや電話による注文に依存しており、ストレスにさらされている」と伝えた。SNS上では、海底ケーブルが船の錨によって切断され、通信の復旧には1～3か月かかる可能性があるという情報もある。深海の復旧作業を行うため、船舶が間もなく事故現場に到着する予定だ。デジタル開発省は「光回線の改修が一日も早く行われることを期待している。現在、法執行機関が被害を与えた犯人を特定するために捜査を行っている」と強調した。(astv.ru 2023/10/11、sakhonline2023/10/12)
