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「対日戦勝記念日」への改名に取り組んだ下院議員が国後島訪問

ロシア連邦下院議員でロシア共産党のアンジェリカ・グラズコワ氏と「新社会主義のために」運動の指導者ニコライ・プラトシキン氏が国後島色丹島を訪問した。グラズコワ議員は、9月3日の祝日を軍国主義日本に対する勝利と第二次大戦終結の日と改名するための法律改正の発案者の一人であり、共同提案者でもあった。他の下院議員とともに大統領部に要望書を提出し、法案採択に活躍した。「この祝日が歴史的にその正当な名前を獲得したと私は信じている。ここではソ連軍国主義日本に勝利した。私が大統領政府にこの重要な日の歴史的な名前を保存するよう訴える手紙を書いたことも明確にしたいと思う。これは西側と東側が対立している現在、特に重要だ」と説明した。2人は地元住民と懇談し、学校や病院など社会施設を視察した。議員は「何よりも地元住民は、燃料と電気の価格が高くなり、その結果、ほとんどの商品やサービスの価格が上昇することを懸念している。すでにいくつかの議会要望を準備しており、当局に送付する予定だ」と語った。グラズコワ議員は9月1日、国後島ラグンノエ村(ニキシロ)で行われた、ロシア軍の第 46 機関銃砲兵連隊(第71435部隊)結成の日を記念する式典にも出席した。(kurilnews.ru2023/9/5)