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国後島の天然記念物 産業活動を制限する緩衝地帯2000ヘクタールを新設

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サハリン州は、国後島の貴重な天然記念物を保護するために隣接エリアに産業活動などを制限するセキュリティゾーン2000ヘクタールを新たに設定した。天然記念物「メンデレーエフ火山」「ラグーンオゼルニー森林遺産」「クナシル低木遺産」の3カ所で、セキュリティゾーンでは建物の建設、木材の伐採、鉱物の採掘が禁止され、河川など水域が特別に管理される一方、損傷した樹木や枯れ木の伐採が可能になる。保護面積3000ヘクタールを有する「メンデレーエフ火山」は温泉や硫黄露頭、希少な動植物を保護するため1983年に指定された。国後島の中部に位置する「ラグーンオゼルニー森林遺産」(保護面積0.5ヘクタール)と「クナシル低木遺産」(同0.5ヘクタール)は1980年に指定され、ロシア連邦とサハリン地域のレッドデータブックに記載された植物種が生育するエリア。(サハリン・インフォ2021/5/15)

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天然記念物「メンデレーエフ火山」

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天然記念物「ラグーンオゼルニー森林遺産」

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天然記念物「クナシル低木遺産」