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観光クラスターに理解を求めるため州観光局長が国後島訪問へ

サハリン州政府が進める観光クラスター「南クリル諸島」について、国後島の住民から自然破壊につながると否定的な意見が出ている問題で、州観光局のヴァレリー・ドゥブロフスキー局長は「国後島を訪問して、住民と話し合う必要がある」と語った。国後島色丹島択捉島をエリアとする観光クラスター「南クリル諸島」は、政府関係団体主催の全ロシア・エコツーリズムコンテストに参加。応募115件の中から審査で36件に絞られ、その中に残っている。ベスト10に入ると、施設整備などで連邦政府からの財政支援が得られる。これに対して、国後島住民がSNSなどで自然破壊につながると否定的な意見を表明している。ドゥブロフスキー局長は「我々の提案やその理由について理解されていない。近く、国後島を訪問し、幅広く地元住民と議論したい」と話している。(サハリン・インフォ2020/9/25)

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