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択捉島・内岡に3階建てアパート群建設 かつての軍の町ゴルノエ住民700人が移住

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北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/2/13

択捉島ゴルノエ村の住人約700人をクリリスク(紗那)に近いキトヴィ(内岡)に移住させる計画が動き出した。サハリン州のクリル社会経済発展計画推推進局は移住に向けた事前設計業務に関する入札情報を公開した。それによると、内岡に建設されるアパートは3階建てで、ワンルームタイプ58戸、2部屋タイプ258戸、3部屋タイプ54戸を想定している。

※ゴルノエ地区

択捉島のクリリスク(紗那)から60km。かつて砲兵、ヘリコプター、戦闘部隊の家族が暮らしていたが1990年代に一部が撤退。その後の1994年の地震で大きな被害が出て、町は放棄された。29棟ある集合住宅のうち13棟に今も700人の住民が暮らしている。この間、町は軍の管理下にあり、住宅、水道、暖房など老朽化したインフラの更新は行われず、居住環境は悪化。2018年に軍から地方自治体に移管され、当座のインフラ整備と並行して移転計画が進められている。

https://moto-tomin2sei.hatenablog.com/entry/2018/10/23/065428

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