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国後・色丹 定期船運休のため、新年を前に故郷からの小包やプレゼント届かず 

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2018/12/20

国後島色丹島の住民は本土からの小包や郵便が届くに1カ月待たなければならない状況に慣れっこになっている。島への郵便物は料金が高い飛行機便か船で届く。しかし、最も利用が多い船便である貨客船ファルフトジノフ号が修理のため1カ月以上も運休しており、島には全く郵便物が届かない。国後島民は「今、私はオンラインストアで買った小さな娘のための暖かいコートを含む4つの小包を待っている。子供は薄手のジャケットで寒風の中を歩いている」と語った。島ではクリスマスや新年を前にして、故郷からの小包や贈り物が詰まった郵便物を待っている。70日前にモスクワから送られた小包を待っている国後島古釜布の住民は「11月19日に届く予定だった」と語った。ロシア郵便物追跡システムによると、小包は11月23日にコルサコフに到着し、12月5日にコルサコフを出たものの古釜布ではなく、どこかよそへ行ってしまい、行方不明だ。古釜布郵便局は「ほぼ1ヶ月間、コルサコフからの郵便物は何も届いていない。コルサコフ郵便局には小包が山になっている。これは島のいつもの問題だ」と話している。12月末にはファルフトジノフ号が運航再開するが、クリスマス前にプレゼントが入った小包は届かないだろう。

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※写真はイメージです