北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-08-09から1日間の記事一覧

サハリンと北海道 カーボンニュートラルの取り組みテーマにビデオ会議開催

サハリン州と北海道のオンライン会議が開かれ、二酸化炭素排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルに向けた両地域の取り組みについて話し合った。州政府経済発展省のアレクセイ・ブトゥハノフ副大臣は「両地域は様々な分野で常に協力してきたが、今重要…

択捉島で乳牛飼育に挑戦 新規参入の生産者に農業助成金決定

択捉島で畑作と酪農を展開するため今年起業された「自然の味覚」が政府の「アグロ・スタートアップ」プロジェクトに選定され助成金を受けることが決まった。小規模な生産者を支援する制度で、サハリン州における助成金は1,000万ルーブル。16団体から申請があ…

択捉島・内岡 公園の噴水が再び水を噴き上げた

択後島キトヴィ(内岡)の噴水が再開された。1週間ほど前、子供たちのいたずらで機能を停止していたが、このほど砂を取り除くなどの清掃作業が完了した。噴水は新興住宅地に設置され、ベンチやあずまやも整備された。クリル地区当局によると、噴水の近くに監視…

サハリン—北方四島間のフェリー増便 夏休みの需要増に対応

サハリン州政府運輸省は夏休みの需要増に対応して8月17日、サハリン—北方四島間のフェリーを増便すると発表した。増便されるのはコルサコフ—ユジノクリリスク(国後島・古釜布)—マロクリリスコエ(色丹島・斜古丹)—コルサコフ航路で、6月に同航路に就航したフ…

かっこ付きの「国境」

国後島から「国際郵便」で書籍が届いた。100ルーブル切手が18枚べたべたと貼られていた。日本円にして約2700円である。消印は5月4日、引受局はユジノクリリスク(古釜布)たった…(釧路新聞2021/7/9 コラム「諸感雑感」)

択捉島・紗那のサマースクールで食事を楽しむ子どもたち

北方領土・択捉島の学校は夏休みに入り、子どもたちが無料のサマースクールを楽しんでいる。夏休み中は暖かい大陸南部で過ごす家族が多いが、低所得世帯やひとり親世帯は家計が厳しく、出掛けられない。サマースクールは、島に残った子どもたちが退屈しない…