北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2023-09-15から1日間の記事一覧

船内に祭壇 返還へ決意新た 洋上慰霊、国後島コース始まる

【根室】北方領土付近の洋上で、チャーター船「えとぴりか」から元島民らが慰霊する「洋上慰霊」の国後島沖を巡るコースが14日、根室港発着で始まった。全6回のうち4回目。これまでで最多の76人が参加し、船内から島に眠る先人の冥福を祈った。(北海道…

北方領土の洋上慰霊 離れ離れになった元島民64年ぶりの再会 ふるさとを前に「祈りましたね…待っててね」

北方領土との交流事業が見送られる中、14日、国後島側で洋上慰霊が行われました。ふるさとを目にした元島民の思いは…。14日朝、根室港から洋上慰霊に向かったのは北方領土の元島民や家族らおよそ60人です。船の上で行う洋上慰霊は、ロシアのウクライナ侵攻で…

ロシアの植物レッドブック改訂 全741種のうち北方四島から118種

ロシア天然資源省は8月1日、植物レッドデータブックの掲載リストを改訂した。種の存続に対する脅威が減少した102種の植物がリストから除外された一方、保護が必要な165種を新たに追加した。最新リストには合計741種が掲載されており、国後島のクリル自然保護…

国後島 出稼ぎの外国人を殺害し、床下に埋めた男を起訴

国後島の地方検察当局は、住宅建設現場で親戚の男性を殺害し、コンクリートの床下に埋めたキルギスのビシュケク出身の男を起訴した。最長15年の懲役刑が言い渡される可能性がある。起訴状によると、44歳の男は出稼ぎ先の国後島で同郷の被害者と同居しており…

ブルーリボンとブラウンリボン、そして千島桜

北方領土対策を所管する内閣府の新しい大臣が就任記者会見を行いました。胸に付けたバッチを見ると…。「ブルーリボン」は拉致被害者の救出を求める運動のシンボルですが、北方領土返還運動のシンボル「ブラウンリボン」や「千島桜バッチ」はありませんでした…

日本政府は北方四島での墓参再開を最優先課題としている

「クリル諸島(※この場合、北方四島)の元居住者である日本人による先祖の墓参再開は、ロシアとの関係における優先事項の一つである」--日本の新しい外務大臣である上川陽子氏が最初の記者会見で、こう述べた。「北方領土での墓参やその他の交流の再開について…