北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2023-05-25から1日間の記事一覧

択捉島 体重215kgの患者の容体悪化 道なき道100kmを救急搬送

慢性疾患を抱えていた択捉島に住む体重215kgの女性の体調が悪化し、約100km離れたクリリスク(紗那)の地区中央病院に搬送された。サハリン州保健省によると、女性が住んでいる地域からクリリスクまでは道路が一部通じておらず、アスファルト舗装もされていな…

色丹島・穴澗で火事 100㎡焼く

色丹島クラボザボツコエ(穴澗)で24日午後、人が住んでいない建物から出火し、100㎡を焼く火事があった。同日12時25分、消防隊に通報があり、消防車1台と消防士4人が出動。火は13時4分に消し止められた。負傷者はおらず、専門家により火災の原因調査が進めら…

岩の上でまったり 択捉島のアザラシ

択捉島のとある海岸。海から突き出た岩の上で日光浴中のアザラシ。地元新聞「クラスヌイ・マヤーク(赤い灯台)」のテレグラムチャンネルに、まったりするアザラシの写真が投稿され、島民を癒している。「アザラシたちは、よく晴れたこの日、岩の上で日光浴を…

国後島と色丹島で全島一斉清掃 数十トンのゴミを収集

国後島と色丹島で全市一斉清掃が行われた。今年は、色丹島の水産加工場「オストロブノイ」と「クリリスキー・ルイバク」、国後島の南クリル・リボコンビナートの従業員や両島の住宅共同サービス部門の職員、5つの中等学校の教師と生徒、7 つの幼稚園の職員、…

国後島 サケの孵化・養殖事業のプロセスがスタート 1950年代以降で初めて

5月22日、国後島の南クリル・リボコンビナートの孵化場で、シロザケの稚魚がラグンノエ湖(ニキショロ湖)に放流された。1950年代以降、国後島では魚の養殖は行われてこなかった。数年前、同社は現在の危機的な状況を変えるため、ラグンノエ地域に魚の孵化場を…

国後島・古釜布 日本が供与したはしけ「希望丸」北海道での修理を終えて帰港

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区の市営単一企業MUP「南クリル・ドーケル」は16日、自社が所有する自航式はしけ「ナジェージュダ(希望丸)」が修理を終えて、国後島ユジノクリリスク(古釜布)に戻ったと発表した。(南クリル地区のゴミレフスキ…