北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-11-04から1日間の記事一覧

北方領土へ泳いで渡航、拘束後にロシアへ抗議文を突きつけた「1977年の網走五郎」伝説

2021年8月、国後島に住むロシア人男性、ワードフェニックス・ノカルド氏(当時38歳)が泳いで北海道・標津町にたどり着き、日本政府に亡命を申請した事件が話題となった。それとは逆に、北海道から北方領土に泳いで渡った日本人男性が45年前にいたことをご存…

北方領土から北海道へ密航したロシア人容疑者 理由は「ビール飲みたくなったから」

ロシア(ソ連)に実効支配されて77年が過ぎた北方領土。ウクライナ戦争の影響で日露関係が悪化するなか、今年9月には数少ない渡航手段であった「ビザなし交流」もプーチン政権によって一方的に破棄された。だが、北海道と北方領土は距離だけでいえば泳いで渡…

国後島・泊 市長が幼稚園・中等学校併設の複合施設を視察 来年春に供用開始

国後島を管轄する南クリル地区のゴミレフスキー市長が2日、同島南部のゴロブニノ村(泊)で建設が進む中等学校と幼稚園が一体化した複合施設を視察した。事業はクリル諸島社会経済発展プログラムに基づくもので、60人の児童生徒と40人の幼稚園児が学ぶ。建設は…

北方領土問題で日本の外務大臣 ウクライナの支持を評価 ロシアとの平和条約締結方針は堅持

日本の林外務大臣は11月1日の記者会見で、南クリル諸島(※北方領土)の主権問題に関してウクライナのゼレンスキー大統領と最高議会が日本の立場を支持したことについて、「ウクライナを含め、多くの国々から理解・支持が得られることは大変有意義である」と述…

北クリル・セベロクリリスク 麻薬所持で46歳の住民を起訴

パラムシル島を管轄する北クリル地区検察当局は、大量の違法薬物を所持していた同島セベロクリリスク在住の46歳の住民を起訴した。これまでの捜査で、2021年にセベロクリリスク港の施設から大量の違法薬物が発見され、所有者を特定した。被告の住民は最高10…

色丹島・穴澗 中等学校4年生がムービーナイトを満喫

「すべての芸術の中で、映画は私たちにとって最も重要だ」--110年前、レーニンはこう述べた。色丹島クラボザボツコエ村(穴澗)の中等学校の講堂で映画の夕べが催された。4年生がパジャマ姿で毛布を持ち込み、ポップコーンをほおばりながらアニメを鑑賞した。1…