2021-12-31から1日間の記事一覧
国後島の古丹消で6年間暮らした日本スキー界の草分け、猪谷六合雄さんが考案したスキー用の靴下は80年以上たった今も、元島民のおばあさんをはじめとして、日本各地で編み継がれている。あったかくて、丈夫。型崩れせず、脱げにくい。そして独特の色合いを持…
ロシア地理学会サハリン支部(セルゲイ・ポノマリョフ支部長)は、半世紀ぶりに機関誌「イズベスチヤ」の出版を再開した。ポノマリョフ支部長は「はるか昔、48年前にソ連の民間防衛局によって発行されていたもので、サハリン州政府の支援で再開できた」と語る…
年末年始を迎えて、サハリンへの貨物輸送が大幅に増加している。既存の物流施設では、緊急貨物の流れに対応できていない。その結果、サハリンへの航空貨物の配達時間が5倍に増加した。以前は平均3日だったが、現在は14日もかかっている。(Citysakh.ru 2021/1…
択捉島を管轄するクリル地区のロコトフ市長がこの1年を振り返った。一番に挙げた成果は、新しい住宅を建設し、老朽化した危険な住宅からの住み替えを促進したこと。「最も重要なことは、広くて暖かいアパートで過ごすことだ。島に長く住んでいる人は特に満足…
水産企業アジムトは北クリルのパラムシル島セベロクリリスクに孵化場を開設した。プラントは4億3,000万ルーブルを投じ、最大1億匹の稚魚を生産。パラムシル島のサヴシキナ川とシュムシュ島のベセニヤヤ川へ回帰する太平洋サケの資源回復を目的としている。将…
国後島を管轄する南クリル地方検察庁は、住民が野良犬に襲われる事件が相次いだことから、南クリル地区行政府の監査を行い、「行政は野良犬の捕獲を行うために委任された権限を完全に果たしていなかったことが立証された。野良犬を捕まえるための専門機関に…
国後島のクリル自然保護区は12月24日から、レッドデータブックに搭載されている希少種シマフクロウへの人工給餌を開始した。餌が少なくなる冬期間に保護区のスタッフが魚を籠に入れて給餌している。給餌場に仕掛けられたモーションカメラは、家族全員で給餌…