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地理学会サハリン支部が機関誌「イズベスチヤ」の発行を半世紀ぶりに再開

ロシア地理学会サハリン支部(セルゲイ・ポノマリョフ支部長)は、半世紀ぶりに機関誌「イズベスチヤ」の出版を再開した。ポノマリョフ支部長は「はるか昔、48年前にソ連の民間防衛局によって発行されていたもので、サハリン州政府の支援で再開できた」と語る。科学者や船乗り、探検家、サハリンを愛する様々な人々が寄稿。日本との最初の通商を求めたニコライ・レザノフの遠征に隠された秘密を取り上げた記事などを掲載。同支部が取り組んでいるクリル諸島(※北方四島を含む千島列島)の名前のない場所への命名運動も取り上げている。そこには2017年から2020年までに、ロシア政府によって新たに命名された22の地名リストが紹介されている。500部限定で出版され、図書館などに配布する。(サハリン・クリル通信2021/12/29)

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