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国後島・色丹島の観光の状況 ホテル11軒、225人収容 年初から観光客2,100人

南クリル地区(国後島色丹島歯舞群島)には、11軒のホテルがあり客室数は101室、一度に225人を収容できる。2023年には8,300人の観光客が国後島色丹島を訪れ、そのうち4,895人がクリル自然保護区を訪問した。2024年の第1四半期から第2四半期にかけて、2,100人の観光客が南クリル地区を訪れた。今年、国後島の住民5人が研修を修了し、ハイキングガイドとしての特別な証明書を受け取った。2023年には、国後島ユジノクリリスク(古釜布)から13km離れたブラックアイランドグランピングがオープン。一度に20人まで宿泊できる2軒の家と4つのドームがある。また昨年、色丹島のマロクリリスコエ村(斜古丹)にあるJSCマネジメントカンパニー「ファーイースタンフィッシャーマン」は、18室のオストロヴノイモーテルをオープンした。さらに昨年、国後島ユジノクリリスクから9kmの場所で、「クナシルツアー」社は観光客向けの宿泊施設「クナシルリゾート&ナチュラルスパ」プロジェクトを実施。年間を通じての宿泊、レストラン、屋外の天然プールを備えたスパコンプレックス、ツアーなどさまざまなサービスを提供している。(kurilnews.ru 2024/7/11)

クナシルリゾート&ナチュラルスパ

色丹島・斜古丹のオストロヴノイモーテル

国後島のブラックアイランドグランピング