北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

択捉島 紗那川河口に春を呼ぶ使者ハクチョウ

択捉島リリスク(紗那)近くのクリルカ川(紗那川)の河口には、今年も数十羽のハクチョウの群れが姿を見せた。択捉島の住民は、ハクチョウの到着を暖かい春の最初の前触れと考え、心待ちにしている。家族連れがクリルカ川にやって来て、美しい鳥の姿を楽しみ、写真に収めている。もう何年も前のことだが、渡りの途中、ハクチョウは択捉島リリスク近郊にある湖—その名も「レベジノエ(ハクチョウ)」(※紗那沼のこと)という美しい名前を持つ湖に避難場所を見つけた。彼らはそこで夜を過ごし、日中はクリルカ川で新鮮な魚、藻類、小さな甲殻類を食べながら過ごす。今年は例年より早く飛来し、きっと春の訪れも早いと、住民はハクチョウの到着を喜んでいる。(sakh.online 2024/2/14)

https://t.me/sakhalinrussia/239