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北方四島周辺海域 イワシ13.9万トン、サバ3.1万トン漁獲 21隻が操業中

クリル諸島南部(北方四島)海域でのイワシとサバの漁獲が勢いを増し、すでに17万トンを超えた。ロシア漁業庁によると、漁獲量はイワシ13万9,000トン、サバは3万1,000トンで、昨年同時期よりも増加している。主要な漁場は色丹島の北東と択捉島の東海域で、海面温度が12-15度。ロシア国旗を掲げた中型と大型漁船21隻が集結し、巻き網漁船3隻を除き、大半は遠洋トロール網を使っている。イワシの1日の漁獲量は500トンに達することもあるが、平均では147.5トン。現状ではサバの漁獲量は少ないが、表層水温が下がる10月後半にはクリル諸島南部に移動し、1日あたりの平均漁獲量は50-60トンに増加すると想定している。(astv.ru 2022/10/12)