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択捉島・別飛 27家族が新しいアパートの鍵を受け取った

択捉島のレイドヴォ村(別飛)で、老朽化した危険な住宅からの住み替え用の集合住宅が完成し、27家族に家の鍵が手渡された。昨年、引き渡された2棟(18世帯、21世帯入居)に続く住み替え用住宅で、ザボドスカヤ通りに建てられた。クリル地区のロコトフ市長は、引き渡し式で「家を建てることは、多くの人々の共同作業。知事も何度かこの建設現場を訪れ、入居者のニーズと要件がすべて満たされているかどうか、建設の進捗状況を注意深く見守っていた。地区議会のベラウソワ議長と議員は資金調達、土地の割り当ての問題を迅速に解決するため多大な労力を費やした。鍵を受け取った人々はここに住み、働き、そして子供を育てる」と挨拶した。ベラウソワ議長は「皆さんが思い描いていたすべてが実現し、家族の平和と調和、快適さと暖かさがありますように。レイドヴォ村はより美しく発展し、村に住むことが誇りになるだろう」と祝福した。アパートにはキッチンシンクや電気ストーブ、小型ボイラー、ガラス張りのバルコニーなど必要なものがすべて揃っている。障がい者のための遊び場、風から隔離されたゴミステーション、中庭には駐車場と自律型ディーゼルステーションも設置されており、突然の停電時に電力を供給する。クリル諸島社会経済発展プログラムの責任者は「択捉島では今年中に、いくつかの集合住宅が完成する」と話した。その住宅はアルシストロイ社がクリリスク(紗那)で建築中だ。(サハリン・インフォ2021/8/12)

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