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色丹島・穴澗でオオバンを初めて確認 クリル自然保護区

クリル自然保護区のセルゲイ・カルペンコ検査官は1月下旬、色丹島のクラボザボツコエ(穴澗)村近くでオオバンを確認した。色丹島オオバンが確認されたのは初めて。クリル諸島南部では1997年8月、国後島ゴロブニノ地区で確認された。2016年時点で、ベスロフスキー半島で5組が営巣している。例年、秋の渡りの時期である10月~11月にオオバンはぺスチノエ湖(東沸湖)とベスロフスコエ湖で羽を休める。最大で50羽程度が確認されている。サハリン地域では生息地の汚染、密漁が原因で減少しており、州のレッドブックのカテゴリー3に記載されている。(サハリン・インフォ2021/1/29)

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