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国後島に戻ったロシア側ビザなし訪問団 択捉組が初めてヘリを使用して帰島

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北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/5/31

523日からビザなし交流で神川県を訪問し、交流船えとぴりかで29日に国後島に帰島したロシア側訪問団員のうち、択捉島22人の子供たちが30日、初めてヘリコプターを使用して島に戻った。子供たちはヘリコプター2機に分乗し、1時間で択捉島に到着した。当初は、国後島ユジノクリリス(古釜布)に到着後、択捉島組は貨客船ファルフトジノフ号に乗船するため、4日間船待ちしなければならなかった。このため、択捉島のビザなし交流委員会のベラウソワ委員長(クリル地区議会議長)が、今年から国後島--択捉島間で運航されているヘリコプターの利用を関係者に要請し、初めて実現した。ビザなし委員会は今後もヘリコプターの使用を希望している。