北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2020-11-05から1日間の記事一覧

68年前の今日 巨大津波でパラムシル島民2,336人が犠牲に プラウダは1行も報じなかった

ちょうど68年前の11月5日、早朝。巨大な津波が次々とパラムシル島セベロクリリスクを襲い、街全体を飲み込んだ。ソ連では、数時間のうちに2,300人以上が亡くなったことを知っている人はほとんどいなかった。長い間、津波被害の情報は「秘密」のベールの下に…

南クリル都市管区の市長代理 ナタリア・サボチキナ副市長

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル都市管区のブラセンコ市長が辞任したことを受けて、市長代理に任命されたのはナタリア・サボチキナ副市長。1975年、ウクライナ生まれ。1998年にテルノーピリ州立医学アカデミーを卒業、1998年から2006年までウク…

択捉島のシロザケ漁、漁獲減少1日6トンに

サハリン州の太平洋系サケの漁獲量は6万1,756トンとなり、推奨される漁獲量の68.7%にとどまっている。このうち3万2,770トンはすでに漁が終了したカラフトマスが占める。シロザケ漁は択捉島海域で継続されているが、10月初旬に1日1,000トンを超えていた漁獲量…

国後島、色丹島、択捉島を結ぶ定期ヘリ 運航再開

9月上旬から運航停止となっていた国後島、色丹島、択捉島の3島を結ぶヘリコプター定期便が再開された。運航会社「アビア・シェリフ」は先週、国後島ユジノクリリスク(古釜布)から択捉島クリリスク(紗那)に飛び、ユジノクリリスクに戻る便を運航した。定期ヘ…