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国後島に春の知らせ タンチョウ家族が国後島に戻ってきた 

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北方四島の話題

 サハリン・クリル通信2019/3/29

北海道で冬を過ごしたタンチョウの家族が国後島に戻ってきた。クリル自然保護区のスタッフが島の南東部セルノボツク川(東沸)で3羽のタンチョウを確認した。保護区のネヴェドムスカヤ環境教育担当副部長は「今年は国後島への到着が少し遅くなった。通常、3月中旬に到着し、国後島に春の始まりを知らせてくれる。このタンチョウは営巣のため国後島にやってきた。秋の半ばまで国後島で過ごし、北海道で越冬している」と話す。昨年、ヒナが誕生しており、今回戻ってきた3羽は国後島で営巣している家族の可能性が高い。

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