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国後島と色丹島での住宅建設を加速 リマレンコ知事代行『年間3,000㎡から6,000㎡に倍増する』

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北方四島の話題

 サハリン・クリル通信 2019/2/27

国後島色丹島での住宅建設を加速する---南クリルを訪れたサハリン州のリマレンコ知事代行が明らかにした。27日、知事代行は南クリル地区のブラシェンコ市長とともに、新しく建設された集合住宅に入居する家族に鍵を渡す式典に出席。家族は以前、老朽化した緊急避難住宅での生活を余儀なくされていた。引き渡し式で知事代行は「国後島色丹島では現在年間3,000㎡のペースで住宅が建設されているが、これを年間6,000㎡に倍増し、2025年までに42,000㎡の住宅を整備することを決定した」と述べた。ブラシェンコ市長は「困難な目標だが、実現は可能だ。ユジノクリリスク(古釜布)では、近代的な住宅建設に必要な用地を確保するため、老朽化した家屋の解体が加速する」と付け加えた。南クリル地区の建設プログラムは住宅だけではない。リマレンコ知事代行は「この地区では4つの幼稚園が建設されるほか、2021年に古釜布に新しい学校を造るし、新しい中央病院建設のため用地の選定も行っている。建設地が決まれば私たちは、この重要な施設のための資金調達を開始する」と約束した。

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