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クリル自然保護区 国後島、色丹島でシマフクロウの人工の巣を42個設置

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北方四島の話題

 astv.ru/news 2018/12/27

シマフクロウの保護繁殖に取り組んでいる国後島のクリル自然保護区は2016年から人工的な巣を34個設置し、そのうち13個が実際の営巣に使用され、7羽の雛が誕生した。巣は人工的な筒、プラスチックの樽、プラスチック製のブイ、古い冷蔵庫などを使用。シマフクロウが最も好んだのがプラスチック製ブイだった。クリル自然保護区では1988年から1993年にかけて、職員が板材で巣を作製し川のほとりに設置したが、木製のため耐用年数が短かった。2000年には日本から人工的な材料で作られた8個の巣が提供され、翌年繁殖が確認された。2017年には世界自然保護基金の助成を得て、餌や巣作りの環境を整備。現在、人工的な巣は色丹島の自然保護区内の2個を含めて42個設置されている。

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