北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-04-04から1日間の記事一覧

国後島で夜間に閃光、通報相次ぐ 根室で地鳴り 不安広がる

ロシアが不法占拠している北方領土・国後島で3月末、照明弾によるとみられる閃光(せんこう)が夜空を照らし、北海道根室市内のオホーツク海側で地鳴りや地響きも起きたなどと訴える電話や通報が市役所や道警根室署に相次いだ。市民が赤く染まった国後島の…

「ウクライナの状況はまさに日本の北方四島みたいなもの」「ウクライナ戦争で打ち砕かれた北方領土出身者たちの望み」を米紙が紹介

ウクライナに侵攻したロシアに日本が制裁を科せば「北方領土問題」が後退するという展開は、大半の日本人にとって驚きではないだろう。だが、北方四島の元住民らにとってそれは何を意味するのか?米紙「ワシントン・ポスト」東京支局長のミシェル・イェ・ヒ…

北方領土元島民5,474人 186人減、平均年齢は86.7歳に

北方領土の元島民の人数が3月末現在で前年同期比186人減の5474人となり、5500人を下回ったことが千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌)のまとめで分かった。1945年(昭和20年)の終戦時に四島に住んでいた1万7291人の32%に減…

択捉島の上空に巨大なレンズ雲 「春はまだ来ない」という兆し?

択捉島の住民は4月3日、一日中、町の上空に浮かんでいた巨大なレンズ雲を撮影し、SNSに写真を投稿した。雲は2列に並んでほとんど動かなかった。「SNSに写真をアップしたら、昔択捉島に住んでいた女性がコメントをくれた。『春はすぐには来ないよ』と彼女は昔…

占守島で発掘された兵士の遺品など展示 サハリンで「サハリン捜索運動」展

サハリン郷土博物館で「記憶の呼びか…サハリン捜索運動」展が開催されている。ソ連兵やロシア兵の遺骨収集を行っている「ロシアの捜索運動」サハリン州支部とポベダ博物館・記念館による共同プロジェクトとして企画された。サハリンの捜索運動は2014年に開設…

択捉島に関する知られざる5つの事実

2022年、サハリン州は創設75周年を迎えたが、サハリン・クリル通信はクリル諸島(北方四島を含む千島列島)に関して、あまり知られていない幾つか事実を読者にお伝えする。(サハリン・クリル通信2022/4/4) 最大の滝 択捉島北部にあるデモン山(ラッキベツ岳)の…

ラッコのんびり 北千島セベロクリリスクの海岸で

北クリル・パラムシル島のセベロクリリスク市在住の写真家セルゲイ・ラコモフさんが海岸でのんびり戯れる2頭のラッコを撮影しSNSにアップした。最近、セベロクリリスクの海岸、特に港エリアでラッコが頻繁に目撃されるようになったという。(サハリン・クリル…

「超イイね!!」択捉島の海岸で日本製の浮き球発見 「茶色は見たことない」と住民

択捉島の住民が海岸に打ち上げられた日本製とみられる漁網用の浮き球を見つけた。一般的な浮き球は透明や青、緑色をしているが、今回見つけたものは茶色だった。住民はインスタグラムに「海岸で日本の漁網に使用されている浮き球を発見したが、茶色は今まで…