北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-03-04から1日間の記事一覧

中国は再び、港を閉ざした ロシアのスケトウダラ輸出できず コロナの影響

中国は再びロシアの魚をシャットアウトする。極東のロシア水産企業は、中国・大連港が新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月6日からロシア製品の受け入れを停止するとの通知を受けた。もう1つの受け入れ港・青島も事実上閉鎖されているという。ロシア連邦漁…

北方四島周辺 小規模な地震が多発 1週間で約50回 地震学者「心配ない」

クリル諸島南部(北方四島)海域で、この1週間のうちに約50回の地震を記録し、住民たちは大きな地震の前触れでは、と心配している。地震の範囲は歯舞群島からウルップ島にかけた太平洋側。マグニチュード3~5程度で、1時間の間に3~4回の地震を記録したことも…

択捉島・紗那 虐待に遭い雪に埋められたクリリアンボブテイルの子猫を小学生が救出

択捉島クリリスク(紗那)の小学生の女の子が、虐待を受けて雪に埋められていたクリリアンボブテールの子猫を飢餓と冷たい死から救い出した。事情を知る住民によると、黒い毛に緑色の目をした子猫は生後3カ月ほど。地元の高校生から殴打され、吹き溜まりの中に…

カムチャツカ地方知事 制裁措置で水産物輸出に影響がでないことを望む

ロシア・カムチャツカ地方知事ソロドフは、ウクライナの状況に関連した一連の制裁措置で、同地方からの水産物輸出に影響がでないことを期待すると、地元業界との会合で述べた。 ソロドフは、同地方にとって水産業は地域経済の基幹産業であり、現在のところ関…

ウクライナ侵攻1週間「交流 諦めるわけには」日ロ緊張、胸痛める元島民

ロシア軍によるウクライナ侵攻から1週間、停戦の見通しがたたない状態が続いている。「何とかならないものか」「自分たちができることをするしかない」―。北方四島返還を願い、交流事業再開を待ち望む元島民や2世たちは、現在の情勢を複雑な思いで見守って…

反戦行動の参加者を徴兵、ウクライナ・ドンバスへ送れ ロシア下院に法案提案

ロシア自由民主党は、ウクライナでの「特別軍事作戦」に対する、違法な反戦デモなどで責任を問われた人々を徴兵し、ウクライナ東部のドンバスで兵役につけることを許可する法案をロシア下院議会に提出した。前日には、軍事作戦に関する偽情報を広めた場合に1…

国後島・東沸川ほとり コハクチョウ2羽が飛来 確認は2年ぶり

今年2月、国後島のクリル自然保護区は、セルノボツカ川(東沸川)でロシアのレッドデータブックに記載されているコハクチョウ2羽を2年ぶりに確認した。前回は2020年11月、ゴロブニン火山のカルデラで3羽を確認した。クリル自然保護区では、コハクチョウのほか…

国後島・古釜布 南クリル地区中央病院の設計業務入札 2,930万ルーブル

サハリン州のクリル諸島社会経済発展プログラム推進総局は、国後島ユジノクリリスク(古釜布)に建設する新しい地区中央病院の設計業務に関する入札情報を公開した。予定価格は2,930万ルーブルで州予算から支出する。敷地の調査、建物の設計、レイアウト、現病…

「諸外国はサハリンの魚を拒否するだろう 買ってくれるのは中国だけ」サハリン水産協会

「サハリンの漁業者は、いまの状況がどこに向かっているか理解している。早晩、我々が獲った魚を買ってくれるのは中国を除いて、どこにもいなくなるだろう」--サハリン水産業協会のマキシム・コズロフ会長は、ウクライナに対する「特別軍事作戦」の影響が漁…

択捉島 公営企業が燃料代金未払いで罰金 検察当局が調査

択捉島を管轄するクリル地方検察庁当局は、公営企業「ジルコムサービス」が契約に基づいて納入されたディーゼル燃料の代金支払いを怠ったとして、代金6,200万ルーブルの支払いを命じるとともに、連邦行政犯罪法に基づき同社の社長に4万ルーブルの罰金を課し…