択捉島在住の兄弟2人に 殺人で16～16.5年の禁固刑

サハリン州裁判所は21日、殺人の罪に問われた択捉島出身の兄弟2人に対して、懲役16年～16.5年の禁固刑を言い渡した。53歳の被告は2019年5月10日、択捉島内の施設で31歳の住民と口論となった。このことを根に持っていた被告は翌日、弟を連れて被害者と会った際、金属製の凶器で何度も殴り、臓器に重大な損傷を与えた死亡させた。兄弟は事件の隠蔽を図るため、被害者の遺体を車のトランクに積み、バランスキー火山(指臼山)に捨てた。(sakh.online 2023/2/21)