サハリン州政府は、国後島の南部と北部のオホーツク海側沿岸2カ所で養殖漁業に従事する事業者を募集している。電子オークションサイトの情報によると、設定された養殖場は国後島南部(※ハッチャス沖)と北部(※ルルイ岬の西側)の沿岸で、事業者は25年間にわたり、養殖事業を行う権利が与えられる。オークションは3月30日にインターネットのサイト(RTS-Tender)で開催され、各養殖場の競売開始価格は480万ルーブル。落札事業者が新規投資家の場合は、事業者としての登録の日から20年間、所得税と固定資産税、輸送税、土地税が全額免除される「免税措置」が適用される。(city.sakh.ru 2023/2/24)
