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国後島のシンボル取り壊し 設置から33年老朽化 住民から惜しむ声も

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北方四島の話題

   citysakh.ru 2019/3/2

国後島ユジノクリリスク(古釜布)市街地の入り口に設置され、島のシンボルとして親しまれてきたポールサインが取り壊された。行政府が新しいポールサインの設置に向けてデザイン案を示して住民の意見を募集している一方で、一部の住民からは「長年にわたり島民と苦楽を共にしてきたシンボル。故郷の歴史を尊重し、大切にしていくべきだった」などと反発の声も上がっている。塔頂に船をあしらったポールサインは1986年に設置されたもので、住民にとっては結婚式があれば古釜布湾を背景に記念撮影するなど思い出に残るシンボルだった。島のビジネスマンは名刺に、このポールサインを入れるのが定番だった。行政府は設置から33年が経過し、鋼鉄が老朽化したため取り壊したという。

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